2010年9月26日日曜日

どこでも地デジ、どこでもBlu-ray Disc、パナソニック「DMP-BV200」を試す

 パナソニックの「DMP-BV200」は、BDプレーヤーを内蔵したポータブルテレビだ。昨年3月に発売した「DMP-BV100」の後継機という位置づけで、4ダイバーシティアンテナとバッテリーを内蔵。さまざまな場所で地上デジタル放送やBlu-ray Discを楽しめるというコンセプトはそのままに、さまざまな面でブラッシュアップを図っている。

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像】

 なお、ラインアップにはBDを内蔵していない下位モデル「DMP-HV100」もあり、どちらも4月下旬から販売している。カラーバリエーションは、DMP

-BV200がシルバーとレッドの2色、DMP-HV100はホワイト、ブラウン、オレンジの3色。今回はDMP-BV200のシルバーを試用したが、ブラックのみだった従来機とは見た目の印象がかなり明るくな ブランド財布 コピー
った。

 最大の特長である4アンテナ4チューナーのダイバーシティー方式は、内蔵アンテナの設置位置が変わった。従来は、上部フラップとスタンドを利用して4つのモノポールアンテナを内蔵していたが、今回は本体上部に折りたたみ式のダイポールアンテナを2本、スタンド部に折りたたみ式のモノポールアンテナ2本を設置している。指向性の強いダイポー
ルアンテナと無指向性のモノポールアンテナを組み合わせることで、感度の向上を狙ったわけだ。

 とはいえ、内蔵アンテナにも限界はあるため、12セグの地上デジタル放送を受信しにくい場合は自動的にワンセグへ切り替える。それでも視聴できないときは、外部アンテナ端子を使用する。可搬性は損なわれるものの、付属のケーブルを使用すれば一般的な 漢方精力剤
RFコネクタになるため、良好な電波状態で地上デジタル放送を楽しめる。ちなみに今回の試用環境(マンションの半地下)も電波状況が悪く、DMP-BV200は自動的にワンセグを受信した。

●デザインも変更

 外形寸法は、262(幅)×200.5(高さ)×55.1(奥行き)ミリ。液晶パネルのサイズは8.9インチ(従来機)から10.1インチへと一回り大きくなった
が、幅が1センチ程度広がっただけで、高さや奥行きはむしろ小さくなっている。また、画面の下から操作パネルが出てくるギミックはユニークだ。デザイン的にも触れるとボタンが光り、暗い場所でも操作できるようになっている。

 Blu-ray Discドライブは、液晶画面の下にある。BDを出し入れするときは、液晶画面とドライブのふたを開ける必要があり、あ
まり使い勝手が良いとはいえない。コンパクトな筐体にさまざまな機能を詰め込んでいるので仕方ない部分もあるが、ぜいたくを言えばスロットイン式のドライブになるとありがたい。

 側面には、インタフェース類が並ぶ。向かって右側にはUSB、ヘッドフォン、HDMI出力、LAN端子、ACアダプター。左側はSDカードスロットと外部アンテナ端子のみだ。 mbtシューズ サイズ
HDMI端子などはフルサイズのため、使い勝手は上々。外部アンテナ端子は小型のコネクターになっているが、上記のように変換ケーブルが付属するので問題はないだろう。

 大きくなった液晶画面は、解像度が1024×600ピクセルとBD視聴には物足りない印象を受けるかもしれないが、実際に再生すると映像の精細感は十分に感じとれた。映画ソフトの24P再生
にも対応(HDMI出力も可能)。HDオーディオは、ビットストリーム出力とPCMデコードをサポートした。

 ただし、表面の光沢処理(というか透明なアクリル板そのもの)は考えもの。液晶パネルの周囲が黒くなっていることも手伝い、画面とその周囲に映り込みがはげしい。光沢処理は、液晶テレビや液晶ディスプレイのトレンドに沿ったものだが、今回の UGG
ようなポータブルテレビにはあまり適さない。と言うのも、テーブルに置けば画面が斜めになる構造なので天井の光源が映り込む。しかもバッテリー内蔵の同機では、明るい屋外に持ち出すこともあり得る。ポータブル機器の利用シーンを考えれば、違う選択もあったのではないか。

●DLNAに「YouTube」

 DLNAや「YouTube」もサポート。DLNAにつ
いては、手持ちの東芝「RD-A300」をサーバにして試したが、もちろん問題なく利用できた(有線LAN)。「お部屋ジャンプリンク」対応をうたう同社製BDレコーダーであれば、レコーダーと同等のGUIを表示してより簡単に操作できる。

 個人的に気に入ったのが、「フォトフレームモード」だ。DMP-BV200では、「ブラック」「ホワイト」「アイボリー」「
レッド」という4色のバックカラーに画像と時計やカレンダーを組み合わせて表示できる。時刻やカレンダーとの組み合わせは6パターン。リモコンの「フレームモード」ボタンで色を選び、「時計/カレンダー」ボタンでパターンを変更できる。カード内に動画が混在している場合は、音声なしで再生する。

 DMP-BV200は、ぜいたくなポータブルテレビだ。
録画機能を除けば、ほぼ“オールインワン”といえる多機能っぷりで、内蔵アンテナやDLNAといった機能を利用して“2台目のテレビ”としても十分に活用できる。もちろん内蔵バッテリーを生かせば、利用シーンはさらに広がるはず。さまざまな場所で、いろいろなコンテンツを楽しみたいという人には、うってつけの小型テレビといえるだろう。あと、個人的には防水仕様
になってくれるとうれしいのだが……。【芹澤隆徳】

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引用元:ローズ(Rose) 専門サイト

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